K’S FOOD LABのスイーツは全て熊本の山都町の下田さんが作る無農薬栽培の米粉でお作りしています。
ポリシーは”グルテンフリー”&”白砂糖不使用”。
コンセプトは「身体に良くて美味しい!」
いくら身体に良くても美味しく無ければせっかくの幸せなスイーツタイムの喜びも半減します。
食べた時の「美味しい!」を大切にしながら、無添加やオーガニックにこだわりながらお作りしています。
有機豆乳やオーガニックオリーヴオイルやてん菜糖を使って、
スイーツを食べているのにイソフラボンやオレイン酸や天然オリゴ糖など身体にいいものが摂れるという
“ギルトフリー”を超えた”ドヤ顔スイーツ”をお作りしています!
月に2回ほど青山1丁目の店舗でマルシェを開催して季節ごとに旬な素材を使ったスイーツを製造販売しております。
このマルシェに合わせてご郵送での注文販売も承っております。
毎回のマルシェの詳細なご案内はブログでお知らせしております。
無農薬栽培米粉と日本各地のこだわりの生産者の皆さんが作るフルーツやお塩などから生まれるオリジナルなスイーツ。
作り手の顔が見えるものを頂く幸せをお菓子に載せてお伝えしています。
国産レモンを使った米粉のウィークエンドシトロン
無添加リコッタチーズと有機豆乳のブルーベリーチーズケーキ
米粉と有機豆乳のカヌレ
オーガニックオリーブオイルで作った有機人参のキャロットケーキ
有機カボチャのパンプキンプリン
国産レモンのレモンサンドクッキー
ひんぎゃの塩キャラメルバターサンド
長野の成田園産のこだわりリンゴを使ったりんごのシナモンクランブルトルテ
有機カボチャと有機豆乳を使ったパンプキンタルト
熊本のナカハタ農園産の苺を使ったイチゴのケーキ
山梨の日の出農園産の無農薬柚子を使ったゆずとクリームチーズのケーキ
月に2回ほど青山1丁目の店舗でマルシェを開催して季節ごとに旬な素材を使ったスイーツを製造販売しております。
このマルシェに合わせてご郵送での注文販売も承っております。
毎回のマルシェの詳細なご案内はブログでお知らせしていますので是非ご覧ください。
無農薬栽培米粉と日本各地のこだわりの生産者の皆さんが作るフルーツやお塩などから生まれるオリジナルなスイーツ。
作り手の顔が見えるものを頂く幸せをお菓子に載せてお伝えしています。
Sweetsholic MINAMI-AOYAMA SHOP
東京都港区南青山1-9-6 杉浦ビル101
マルシェをの開催日時はブログ、SNSでご確認ください。
アクセス
青山一丁目駅 徒歩約5分
番(南)出口、警備室を通過して細い階段から外へ出ます。地上に出ると正面にYamaya、そのまま出口を背にして右折。少し進むとファミリーマートがあります。ファミマを過ぎて横断歩道を渡ってそのまま直進。右手に、ゆで太郎、ダンダダン酒場、サムラート、海の宴など飲食店が並びます。200メートルくらい、飲食店横をまっすぐ通過。お店がなくなったあたりから、さらに100メートルほど直進すると右手に小道を挟んでパーキングが2つあります。(山王病院手前です。)パーキングの間の小道で、右折。少し入ったところに もっきんばーど という焼き鳥のお店がありますので、そのまま直進。
周りは住宅街で目印がなく、少し不安になると思いますが、そのまま100メートルくらい進んでいただくと右手に当店がございます。
乃木坂駅 徒歩8分
乃木坂 3番出口から地上へ出ます。出るとすぐ正面にジャニーズのビルが見えます。地図の標識通り、山王病院方向、左方向へ進みます。進んで行くと、左側に、桂由美本店のビル、そのまま少し直進すると、左にニーノカフェ、渡った先にお蕎麦屋さんの長寿庵、ファミリーマートがあります。そのまま直進。少し進むと道挟んだ右側に山王病院が見えてきます。左側には背の高いオフィスビルが続きます。山王病院も過ぎてそのまま少し直進。左手にクリーニングのポニー、その先に、三井のパーキングがあります。パーキングに挟まれた小道で左折。直進。少し入ったところに もっきんばーど という焼き鳥のお店がありますので、そのまま直進。周りは住宅街で目印がなく、少し不安になると思いますが、そのまま100メートルくらい進んでいただくと右手に当店がございます。
K'S FOOD LABの毎日 ~毎日色々あるけど全部幸せ~
- 次回マルシェのご案内 ~お歳暮シーズンのご進物特集~ 2024年12月7日
- 次回マルシェのご案内 ~長野のリンゴと瀬戸内レモン~ 2024年11月22日
- 次回のマルシェのご案内 ~ポワールとスイートポテト~ 2024年11月7日
- 次回マルシェのご案内 ~ハロウィンなかぼちゃ&シーズン最後の栗~ 2024年10月19日
- 次回マルシェのご案内 ~初物の栗と青レモン~ 2024年10月6日
- 次回マルシェのご案内 ~新作ケーキとか妄想マフィンとか~ 2024年9月16日
- 次回マルシェのご案内 ~夏の終わりのほっこりスイーツ特集~ 2024年9月2日
K’S FOOD LABは
熊本県上益城郡山都町との出会いから始まりました。
2017年秋。
旧知の友人の誘いで訪れた山都町。
熊本空港から車で一時間ほどの山里の農村でした。
豊かな自然、ゆったりと流れる田舎の暮らし・・
日本の農村のどこにでもある風情と思いきや
山都町は違いました。
最初に訪れたのは「通潤橋」は、150年以上も前に架橋された日本最大のアーチ型水路橋。
資料館でその歴史を紐解くと・・
かつて白糸台地は水の便が非常に悪い荒地であった。対岸には川が流れているのに、轟渓谷を挟んだ白糸台地には水の流れがなく、農耕に適さない。飲み水にも困る始末。ある時、矢部郷(通潤橋付近一帯の名称)の惣庄屋(そうじょうや)「布田保之助(ふたやすのすけ)」は、轟渓谷の流れ(通潤橋の下を流れる)を見おろしながらふと思う。「対岸の川の水をどうにかして、こちら側まで引くことは出来ないだろうか・・・。」そこから通潤橋の歴史が始まったのである。
対岸から白糸台地に水を通すための樋の建設は、付近の農民達の悲願でもあった。しかし、技術的な面や金銭的な面において、問題は山積で中々実現には至らなかったのである。それらを不撓不屈の精神で布田保之助は解決していった。ほうぼうに足を運び、寄付を募って資金を集め、また農民達に呼びかけて労働力も集めた。
資金が集まり、労働力も集まったが依然問題は残っていた。川から台地へ渓谷をまたいでそのまま橋をかけるのでは、あまりに巨大になりすぎて労働力も資金も足りない。かといって渓谷のところだけ橋をかけるのでは、橋の所まで降りていった水をまた台地の高さまで引き上げなくてはならないという難問が出てくるのである。
ではそれをどのようにして解決したか。
「連通管」を使い、一度低所まで落とした水を、圧力を用いてまた高所まであげるといういわゆる「サイフォンの原理」を応用した仕組みを使うことにしたのである。当時としては画期的なことであった。それまでも小規模なものは存在したが、これほどまでに大掛かりなものは前例が無かったのである。
水管を工夫し、橋の石組みを工夫し、試行錯誤の末に、述べ30000人が働いてようやく通潤橋が完成したのは20ヶ月後のこと。
橋を通り抜けた水は、吹き上げ口からほとばしり出て、白糸台地へ勢いよく流れて行く。誰もが手を叩きあって喜びを分かち合った。布田保之助も涙を流して完成を喜び、人々の苦労をねぎらった。そして、水門から流れ出る水を手の平に掬い、押し戴くようにして飲んだという。
通潤橋を通った水は、8つの村を潤し、田畑に水を供給。その水のお陰で、荒地も開墾されていった。橋の上を走る3本の水管は現在も使われており、約100ha以上の水田を潤している。有名な放水は本来は管内に溜まった土砂を取り除くために行われるもの。水の必要な農繁期をさけて行われる。
“想い通じて田畑潤う”
江戸時代の人々の熱い想いに心を打たれます。
そして、次に案内されたのは「円形分水」
通潤橋の約6キロ上流部、山都町小笹地区にある円形分水。
中央から水が湧き出し、内円外周に7:3の比率になるよう区分けが施されています。
内円から溢れた水は、ここで野尻・小笹地区と、通潤地区(通潤橋方面)から白糸台地へと水田の面積に応じて、公平に分配されてそれぞれの用水路へ導かれる。
昭和31年にこの円形分水が完成すると、それまで干ばつの度に怒っていた水の紛争が一気に解決されたと言う。
水がいかに稲作に大切か、そして水を必要とする人に不満なく分けることがいかに大変だったかを感じさせます。
そして町の山々に広がる緑豊かな棚田
この山都町には豊かな自然だけでなく
稲作にかける人々の熱い想いと、素晴らしい英知が溢れていました。
初めての滞在ですっかり魅せられてしまった山都町。
そこへこの後度々足を運ぶことになったのには、そこに暮らす魅力的な人たちとの交流がありました。
この緑豊かな棚田で、30年以上も前からお米やお茶の無農薬栽培を手掛ける“下田美鈴さん”
機械の入らない棚田。同じ人手を掛けるなら無農薬のお米を作りたいという熱い気持ちで始めた無農薬栽培ですが
始めの頃は近隣の農家さんに「無農薬栽培などするから今年は害虫が増えて大変だ」と言われたり、農協さんとの確執もあったりと色々なご苦労がありました。今では多くのお客様からの注文がひっきりなしに入り、お茶も数々の賞を獲得されています。夏休みに都会の子供たちを自宅に招く「農村体験」や、山都町図書館での「絵本の読み聞かせ」、地元の女性たちの
「やまんまの会」など、数々のアイデアを形にして行くバイタリティ。
そんな山都町も2016年4月の熊本地震では大変な被害を受けました。崩れてしまった棚田も多くあったそうです。それでも、田んぼに入った土砂を片付けやっと農業を再開するめどが立ったところに今度は大雨の土砂災害が町を襲いました。高齢の農家さんの中にはすっかり疲れ果てて離農されてしまった方もいるそうです。そして、鹿と猪の害。豊かな棚田も良く見ると色が変わっている一帯があり、猪が入ると一晩で稲穂は全てなぎ倒されてダメになってしまうとか。こんな素敵な山都町の為に何か自分の出来ることは無いか・・と考えていた私は、先ずは下田さんの作る無農薬栽培の米粉を使ったスイーツ作りを手掛けてみることに。小さい頃からお菓子作りが大好きだった私は大学入学と同時に飯田深雪クッキングスクールで本格的なフランス料理を学び始め、B級師範ディプロマを取得し、自分の得意分野で地域復興のお手伝いが出来たらという一心でした。
先ずは下田さんの無農薬米粉と無農薬抹茶で焼いたシフォンケーキと、熊本の有機人参を使ったキャロットケーキ。
こちらの2品は山都町のふるさと納税返礼品にも登録して頂きました。そして数々の米粉のクッキーやケーキ。
”美味しくて身体にいい!”をコンセプトに下田さんの無農薬栽培米粉でグルテンフリーお菓子を作っております。
更に、ご家庭でも簡単に作れる米粉料理のレシピの開発や、お料理教室も手掛けております。
手作りだからこその材料へのこだわり・・
アレルギーの人にも美味しいお菓子を・・
そんな思いのつまったオリジナルの焼き菓子。
材料へのこだわりが結んだ熊本の無農薬農家さんとのご縁。
豊かな自然、きれいな水、棚田で日の光をたっぷり浴びた無農薬のお米や抹茶から作られた米粉や抹茶、柚子胡椒など。
安心・安全な身体が喜ぶ美味しいものをご紹介、販売して参ります。
そして、ご家庭でも簡単に出来る米粉料理をレッスンを通じて皆様にもお伝えして参ります。身体にも環境にも優しい米粉料理の魅力を広めて参ります。
ケーズフードラボ
代表 小野桂子
フードコーディネーター1級/米粉マイスター